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前回の原田隆史(はらだたかし)さんの主張
前回と前前回の”驚きの「願いをかなえる」意外な条件、その無料公開ー”では、ただの目標設定だけでは「その思考が現実化する」確率は、はなはだ低いという原田隆史さんの主張をご紹介しました。
もう一度、その話をします。
原田先生の文言を再び引用します。
・夢を紙に書き出す
・壁に貼り、毎日声に出して読み上げる
・具体的な日付を入れてゴールをイメージする
例えば
1.20○○年には年収を1000万円にする
2.20○○年の夏までに5キロ痩せて彼氏を作る
3.20○○年こそは英語を話せるようになる
というふうにする。
また、成功の原理原則として目標を「明確にすること」「ありありとイメージングする」とは、数多くの「成功哲学」の本に書かれていることです。
冒頭の3つも一定の効果がある方法ではあるでしょう。
なのに
紙に書いても、
声に出しても、
日付を入れても、
夢や目標を達成している人が少ないのが現実のようです。
(統計では3%という数字が出ています)
では、なぜ、これらをやってもほとんどの人が達成できないのか?
ということで、そこに、「では、そのもろもろの目標をなぜ実現したいのかという目的」が明確でないと、しかもその目的が世の人々に必要とされている、人に役に立っているということでないと長続きしないということでした。
つまり、人の内奥にある”良心”というか”愛”というか、それをいろんな目標の背後に目的として持っていないと長続きしないから、成功には至らないというのが原田さんのレポートです。
それはそれでその通りだと私も思います。
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再び目標設定の重要性
そこで、
ここで、「夢や目標を達成している人が少ないのが現実のようです。
統計では3%という数字が出ています」という原田さんのレポートを考えてみたいと思います。
再び繰り返しますが、
・夢を紙に書き出す
・壁に貼り、毎日声に出して読み上げる
・具体的な日付を入れてゴールをイメージする
例えば
1.20○○年には年収を1000万円にする
2.20○○年の夏までに5キロ痩せて彼氏を作る
3.20○○年こそは英語を話せるようになる
さて、これらを実行する人びとは、実際にどのようにやっているのか、ということをもっと具体的に考えてみたいと思います。
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思考と感情の正しい使い方の実験結果
人によってどんな風に心を使っているのか、意識とか感情(気持ち)とか想像力とかを、どんな風に使っているのか、心のそれぞれの働きをどう配分しているのか、ということがよくわかっていません。
ところが、ここに「心でDNAの螺旋をほどく実験」をアメリカのカルフォルニア
のハートマス研究所というところで行った実験結果があります。
おもしろい結果が出ているのです。
グループ | 感情(気持ち) | イメージ(意志) | 結果 |
Aグループ | 嬉しい・喜びの気持ちを強く持った | 何もしない | 変化はない |
Bグループ | 何もいだかない | ほどけるイメージを強く持った | 変化はない |
Cグループ | 嬉しい・喜びの気持ちを強くを持った | ほどけるイメージを強く持った | 現実にほどけた(螺旋が25%ほどけた人もいた) |
ここでわかることは、ありありと思い描くイメージ力だけではどんなに力を入れても現象化は起こらない、という事実です。
一方、実現した状態をイメージせず「嬉しい・喜びの気持ちを強くを持った」気持ちをポジテイブにに強く持っていてもこれもダメで物質化は起こらないという結果が出ています。
ところが、以上の二つをしっかり合体して行うと、どうやら、物質化、現象化、現実化が起こるというのです。
実際にこんな風に自覚してやっていた人は、とても少ないと思います。
だから多くの人のように「思考は現実化する」といわれて、以上のことをいい加減にやっていたのでは、その「望みが叶う」確率は、原田先生の報告されているように3%程度にとどまっていたのではないでしょうか。
次回は、現代量子力学的理解から「思考は現実化する」根拠を探ってみたいと思います。
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