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信じられなかった心の力
実は、わたしは若いころ、20才頃の多感な年頃から、「人の意識が現実という物質界を創造している」というアメリカのニューソートという思想に影響を受け、その探求と研究を自分なりにひそかに学業や仕事のかたわら続けてきました。
むろん、学術的な堅苦しい探求ではなく、通俗的なレベルのものです。
皆さんもご存知かと思いますが、ジョセフ・マーフィの「眠りながら成功する」とかナポレオンヒルの「思考は現実化する」とかラルフ・ウォルドー・トラインの「無限なるものに波長を合わせて(In tune with the Infinite)」などの思想哲学などに夢中になっていました。
しかしです。
どうも「この心が、今、五感に映(うつ)っている現実や現象に直接関わって創造している」とはどうしても思えなかったのです。
常に半信半疑の思いでいました。
この宙ぶらりんの思いが何十年も続きました。
では、どうしてそうは思えなかったのか?
アイザック・ニュートン
それは現実に見えている世界とそれに基づく当時の物理学の立場からすれば当然のことでした。
いわゆるニュートン以来の科学である古典物理学からすればそれはそれで正しく当然なのです。
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ニュ―トン物理学から量子力学への進化
例えば、肉体なら、肉体→器官→細胞→分子→原子→原子核→陽子・中性子までぐらいで終わりの物理学ではそう考えるのがまともだからです。
だからニュートン以来の古典物理学が間違っている、というわけではないのです。
物質のそれまでに観察できる限界内においては正しい真実であり科学であったのです。
それが私たちが中学・高校で習った自然科学です。
ところが、たとえば肉体のモノ自体にもそれ以上の見えない素粒子→ひも→ゼロ地点(ゼロポイントフィールドとも言われています)という不可視の創造媒体があり、宇宙創成以来の全記憶体系の領域があることを示唆(しさ、仮説として示すこと)した量子力学という科学が出現したのです。
それは従来の古典物理学という目に見える唯物論的科学が実に幼稚に見えてしまうような新しい科学です。
つまり、モノの量子レベルでは、「観測は単に観測するだけではなく、観測するもの(物質・現実)をも変化させ変容させてしまう」ということが分かったからです。
量子論の父 マックス・プランク
量子レベルにおいては、心と言われるイメージする想像力や感情も、れっきとした電磁波として、携帯やテレビのように目的地へ飛んで行って、何らかの「引き寄せ」や「つながり」を作り出す、ということがしだいに分かってきたのです。
俗に言う「虫の知らせ(よくないことが起こることを事前に知ること)」や「以心伝心(心から心へ伝えること)」や「遠隔治療(時空を超えて相手に心でエネルギーを送ること)」や「シンクロ二シティ(虫の知らせのような意味のある偶然の一致)」や「プラシーボ効果(心で思い込むことで肉体の治癒がj実際に起こること)」などのいわゆる超能力と言われてきたことが真実味をおびてきたというわけです。
イメージする想像力と感情も一つのれっきとした電磁波として、またエネルギーとして、一大素粒子となって「引き寄せ」や「現象を作り出す」という仕組みがわかってきたのです。
「引き受け気功」などでの「思いを込めた」左右の手による気功の動きによって実際の現象世界に変化が起こってくるのもこういった理由からではないかと思われます。
物質化・現象化の科学的原理とビジョン・マップの関係
その物質化・現象化の科学的原理はと言いますと、少し分かりずらいのですが、私なりに理解した限りで述べてみますと、量子レベルにおいては、イメージする想像力と感情もそれぞれが電子であり光フォトンであり磁気であり、素粒子であり、それぞれが合体して一つの電磁波となって、究極の創造媒体であるゼロ地点まで、飛んで行くのです。
そしてそこで、爆発が起こって一つの大きな素粒子となると、他の可能性の素粒子は消えて、最後に収束する仕組みを経て物質化するという結果を得るのです。
そこで、この原理を利用し、イメージする想像力と感情の二つを合体させながら夢を実現させるとても効果的な方法があります。
それが”ビジョンマップ”と言われるものです。
”ビジョンマップ”は、これを見るたびに、イメージと感情をいつも湧き立たせ、思い起こさせてくれる最高の方法だと思います。
ビジョンマップを通してイメージで見る、観測する、そしてその度に意志を新たにし、そのマップを見て、更に”嬉しい、楽しい、有難い”といった喜びの感情を起こさせてくれるのです。
以上述べてきました量子力学的理由から言っても、ビジョンマップこそは、ほんとうに科学的にも理にかなった夢を叶えるとてもよい方法だと思います。
そこで、ビジョンマップの作り方ですが、まず大きな画用紙のようなものに、目標や夢、そして実現したいこと、成りたいことや在りたい姿を写真や切り抜きを貼り付けて、具体的に希望の年月日も入れたり、「既に得ている」イメージを現在完了形で言い、思い、感ずることを日々行うために、そのビジョンマップを目に付くところに貼っておいて、いつでも、何度でも見るといいと思います。
「見ずして信ずるものは幸いなり。汝(なんじ)ら、もし願い事あらば<すでに得たり、と信ぜよ。さらば得ん>」とはイエス・キリストの言葉です。
イエスは二千年以上も前に、当時はそういう言葉はありませんが、すでに何らかの理由でそういう超能力的な量子力学的世界を知っていて、そこに生きていた人だと思います。
ものすごい人です。
ビジョンマップは「見ながら<既に得たり>と信じる」方法です。
皆さんにはその<さらば得ん>ということをこのヴィジョンマップでぜひ体験してほしいと思います。
試してみる価値は十二分にあります。
そして、もしよい結果が出たら是非教えてください。
よろしくお願いいたします。
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